教理声明
当教会は、下記のことを信じて、礼拝を行なっています。
◉ 聖書
当教会は、聖書は原典において神の霊感を受けた神の言葉であり、一言一句、誤りのない、完全なものであり、信仰の歩みにおける唯一の規範となるものであると信じています(Ⅱテモテ3:16-17)。
◉ 神
当教会は、
・「父、子、聖霊」の三位一体の神を信じています。
・聖書が教える神が、この全宇宙を創造された唯一(申命記6:4)、真の神であることを信じています。
・聖書が教える三位一体の神は、同等、同質の神であることを信じています(マタイ28:19)。
・父なる神が、ご自身の目的に沿って、全宇宙すべてを継続して維持し、支配し、導かれる主権者であることを信じています。そして、父のあわれみとご計画によって、信徒はあらかじめ選ばれ、父なる神の子としてくださることを信じています(ローマ11:36)。
・イエス・キリストが、子なる神であり、父と完全に同質、同等の真の神であることを信じています。そして、このイエス・キリストは、処女マリヤから生まれ受肉された完全なる神であり、同時に完全なる人間であることを信じています(ピリピ2:6-7)。
また、イエス・キリストは罪のない完全に聖いお方であり、全ての人の罪を背負い十字架上での贖いによって私たちの罪を赦し、罪の力とそのさばきからの救いの御業を完成されたことを信じています(Ⅰペテロ2:24)。このイエス・キリストは十字架による死による贖いを終えてのち、聖書に記されている通り、三日目によみがえり、多くの人々と会い、その後大ぜいの弟子たちの目の前で天に昇り、神の右の座に座り、今も生きて、信徒のためにとりなしをしてくださっていることを信じています(ヘブル7:25)。
このイエス・キリストの復活により、十字架による贖いが父より与えられた救いであることが証明され、保証されたものであることを信じています。また、イエス・キリストの復活により未来において信徒の復活も保証されていることも信じています(ローマ4:25)。
そして、いつの日か信徒を迎えに再び帰って来られること(空中再臨)を信じています(Ⅰテサロニケ4:13-18)。そして、患難時代の後に再びこの地上に帰って来られ(地上再臨)、千年王国を築かれることを信じています(黙示録20章)。このイエス・キリストこそが、すべての信徒の規範であることを信じています(Ⅰペテロ2:21)。
・聖霊は、父なる神、子なる神と同等の存在であり、永遠に存在される神であることを信じています(マタイ28:19、使徒5:3-4)。
それゆえに聖霊は、神としての性質と人格を持っておられる方であることを信じています(Ⅰコリント2:10-11)。聖霊は、世界の創造の時(創世記1:2)からキリストの受肉(マタイ1:18)、みことばの啓示(Ⅱペテロ1:20-21)、人々の救い(ヨハネ3:5-8)、信徒をキリストに似た者へと変えられるという神の御心を行う重要な働きをなされる方であることを信じています(Ⅱコリント3:18)。
◉ 人間
当教会は、人間は、創造主なる神によって造られた被造物であり、神の栄光を現すために、神のみこころに沿って生きる目的があることを信じています(創世記1:26-29)。
しかし、人間は、アダムの不従順の罪によって、聖さを失ったために神の怒りを受ける者となり、霊的及び肉体的死という罰を受ける者となりました。この本質的堕落は、全人類に受け継がれていき、全ての人は罪人となったことを信じています(ローマ3:23)。全人類は、罪のために堕落したため神に喜ばれることを選ぶことも行うこともできない存在であり、神の恵みによらなければ、自分で自分を救うことができない存在であることを信じています(エペソ2:1-10)。
◉ 救い
当教会は、神の恵みにより神の子であるイエス・キリストが十字架上において人の罪の贖うために、そのからだを引き裂かれ、血を流されたことにより人間に罪の罰と罪の力からの救いを備えてくださったことを信じています(Ⅰコリント15:4)。
人は、神ご自身が備えてくださった救いを信じる信仰によってのみ得ることができます。決して良い行いによって得るものではないことを信じています(エペソ2:8-9)。
神は、信じる者にキリストの義をお与えになります。それゆえに、神は、キリストを通して信じる者を義と認めてくださいます(ローマ3:24)。
神の恵みによって、イエス様を救い主として信じる者は、新しく生まれた者であると聖書は教えています。すなわち、新しいいのちと神のご性質持つ者とされました(ヨハネ3:5-8)。そして、新しいいのちを持つ者は、これまでの罪を悔い、これまでの人生の歩みから方向転換をし、真逆の歩みを始めます(ローマ6:4)。
信じる者は、キリストが歩まれた歩みに従い、キリストに似た者へと変えられていきます(Ⅰヨハネ2:6)。
そして、いつの日か主イエス様にお会いするときクリスチャンは、完全な者となり、栄光のからだへと変えられます(Ⅱコリント3:18)。
◉ 教会
当教会は、イエス・キリストを自らの救い主と信じる者全てが、聖霊によりキリストをかしらとする霊的なからだに加えられることを信じています(Ⅰコリント12:12-13)。
すなわち、教会とは、教会堂を指すのではなく、救われたクリスチャンで構成されたキリストのからだであると信じています(コロサイ1:24)。
救われたクリスチャンは、各々、神様より与えられた賜物を用いて、互いに仕え合うことでキリストのからだである教会を建て上げていきます(Ⅰコリント14:12)。
教会は、かしらであるキリストが最高権威者であり、イエス様のお言葉である聖書の権威に従って導かれるべきであると信じています(エペソ1:22)。
神は、教会に霊的な霊的なリーダー(長老/監督/牧師(教師))を選び立てられ、その霊的リーダーを用いて教会を導き、教会を建て上げていくことを信じています(エペソ4:11-16)。
霊的なリーダーは、教会を支配するのではなく、へりくだって、聖書のみことばを聴衆に解き明かし、イエス様が求めておられることを人々に伝えつつ、教会に仕えていく者です(Ⅰペテロ5:1-3)。
神は、教会に対してバプテスマと聖餐式の二つの礼典が行うことを求めておられることを信じています。
・バプテスマ(浸礼)
イエス様を救い主と信じた者がバプテスマ(浸礼)は、救い主の十字架の死と復活に対する信徒の信仰の証であり、クリスチャン自身の罪に対する死と新しいいのちへの復活によってキリストと結び合わされることを証するものです(ローマ6:1-11)。またキリストのからだである教会に加えられたことの証となります。
・聖餐式
聖餐式は、イエス様が再び帰ってこられる日までイエス様の十字架の死の記念と宣教の証です(Ⅰコリント11:23-32)。
聖餐式に使われるパンと盃はキリストの身体と血のシンボル(象徴)であり、特別な力はありません。しかし、決して軽視されるものではありません。