一緒に考えてみましょう。
考えてみましょう。
「恵みとあわれみは、同じ意味ですか?それとも違いますか?」
恵みとあわれみの違いをあまり考えずに使ってしまう時がありますよね。確かに聖書を見るときにこの二つの言葉は、似たような意味がありますが、恵みとあわれみは同じ意味ではありません。
その違いを簡単にいうのであれば、
「恵み」は、本来受ける価値のない者に素晴らしいもの(救い)を与えてくださったことです。
「あわれみ」は、私たちが、創造主なる神に逆らう罪のために当然受けるべき罰を神が取り除いてくださり、却って恵みを与えてくださることです。
私たち人間は、本来受けて当然のものは、「死」です(ローマ6:23)。
今、私たちが、すぐに裁かれず、滅びへと一瞬で行くことがないのは、神様のあわれみなのです。「死」以外の全てのものは、神様の恵みなのです。
今日、生かされていることも、仕事が与えられていることも、家族が与えられていることも、私たちの周りにあるありとあらゆる良いものは、全て神様の恵みなのです。
その恵みの中で最も良いものは、「救い」です。
神様に逆らっている私たちに、神様は、恵みを与える義務などありません。また私たちは、神様の恵みを受ける価値も資格もありません。
それなのに、神様は、罪深い私たちに対して、恵み深く、あわれみ深く接してくださり、御子イエス様の聖い、尊いいのちを犠牲にしてまで、罪人である私たちに「救い」を与えて下さいました。
なんという素晴らしい神様なのでしょう。
今日も一日、主の恵みとあわれみに感謝して行きましょう。