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一緒に考えてみましょう。


先日、日本聖書学院のカンファレンスに参加させていただきました。

その中で5つのソラを学びました。

今回は、5つのソラの一つ「ただ聖書のみ」について考えたいと思います。

なぜ、ルターは、聖書のみ!と主張したのでしょうか。それは、聖書のみに権威があるからです。

私たちクリスチャンの信仰生活において、唯一の権威があり、規範となるからです。だから、ルターは、「聖書のみ!」と主張したのです。

私たちの権威は、「誰かが、こう言ってたから」「前に試したら成功したから」など、経験や人間の言葉によって信仰生活を決めるのではありません。私たちが、何を信じて、どのように生きるかの聖書のみが教えてくれています。

なぜ、聖書に権威があるのでしょうか。それは、Ⅱテモテ3:16~17に教えられているように聖書は、神の霊感によって書かれたものであるからです。

「霊感?」と言われても分かりにくいかもしれません。霊感とは、聖書の欄外に書かれている通り「神の息吹による」と書かれています。

つまり、聖書の言葉は、神様が、語られたものであり、聖書の発信源は、神ご自身にあるということを教えてくれているのです。

この宇宙の創造主なる神様が、語られたからこそ、この聖書に権威があるのです。だから、「聖書のみ!」なのです。

だから、私たちは、この聖書の権威を認めて何をしなければならないのでしょう。

神様が、おっしゃったことを正しく理解することです。私たちが勝手に、「聖書はこう言っていると思う。」などと決めつけてはいけません。しっかりと歴史的、地理的、文化的な文脈を理解しつつ、そこで書かれていることを正しく理解するように努めなければいけません。

そして、神様の言葉を愛して、聖書を読んでいくことです。日々聖書をどれぐらい読んでいるでしょうか。「私は、ろう者だから聖書は、難しいから読んでません。」という言い訳はできません。相手は誰なのでしょう。この宇宙を創造された主なる神様なのです。

最後に、従うことです。神様が求めていることは、ただ読んで、理解して終わりではありません。そのみことばに従うことを求めておられます。聖書の権威にひざまずいて、神のことばに従って行くことです。

今日も一日、主のみことばを愛して、歩んで行きましょう。

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