イースターとは?
イースター(復活祭)は日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカやヨーロッパでは、クリスマス(降誕祭:こうたんさい)と同じくらい大切な祝日です。
今年は、4月1日(日)がイースターで、キリスト教会では復活祭の礼拝が行なわれます。
イースターは、イエス・キリストの復活を記念してお祝する日です。
今から2000年前、ユダヤ(今のイスラエル)の首都エルサレムで、人々のねたみから十字架刑に処せられたナザレ人イエスが、その死から三日目に復活したというニュースは、当時の人々、特にイエスの弟子たちに大きな希望をもたらしました。
キリスト教は、復活したイエスが弟子たちに現れ、すべての人々の救いのために弟子たちを全世界に派遣したところから始まりました。
ところで、日本でイースター(復活祭)を始めてお祝いしたのは、いつごろかご存じですか。
1549年、日本最初の宣教師フランシスコ・ザビエルが鹿児島に上陸、キリスト教の教えを2年間にわたって各地で伝道しました。ですから、日本最初の復活祭は鹿児島で、ザビエルや地元のキリシタンたちで祝われたと言われています。
日本はその時からイースターを祝い続けていたのです。